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大谷選手の本当にすごいところってどこなの??

大谷選手の素晴らしさ

大谷選手の本当の素晴らしさは、何事も自分で考えることだと思う。

今年のオープン戦では2刀流として結果を出すことができなかった。

そこで大谷選手は打撃ホームを大きく変えシーズンに挑んだ。

打撃ホームを大きく変えることは私たちが働く会社を選ぶことや通う大学を変えることよりはるかに大きいことだと思う。

簡単に比較は出来ないが、全世界から注目され、大きなプレッシャーを背負っているのを想像すると少なくとも私はそう思ってしまった。

しかし大谷選手の立場になって考えると、そんなプレッシャーを感じていなくても不思議ではない。

小学校から周りに流されず、何をするにも自分の軸みたいなものを持っていたし、取り組むことに大小つけず何事も飄々とこなす大谷選手を思い出す。

栗山監督やコーチの言葉であっても、自分自身の指針で物事を計り、行動する。コーチが「大谷はミーティングに来なくてもいい」と言っても、参加したほうが良いと思えばそこにいるという。

全く周りの意見を聞かないのとは異なり、周りの意見を聞いたうえで上手く取捨選択ができる能力を持っているのだと思う。

大谷選手の本当にすごいところはそういうところなのかもしれない。

18歳でいきなりメジャーへ行くという自分の考えを周りの意見も聞きながらプロ野球を経由してメジャーへ行くと決断したことも今となっては正解なような気がする。


そして、大谷選手は臆病なほどコンディションに気を遣い、身体を鍛え、リスクを遠ざけようとするという。


例えばナイトゲームの翌朝。大谷選手は朝10時にトレーニング場に入る。週に1、2度でいいにも関わらず、彼は毎日そこにいるそうだ。

朝10時にトレーニングを始めるために逆算して就寝時間を決め、起床して身支度を整え、食事をして、ゆっくりと現れる。


昔と変わらずぶれずに自ら描いたロードマップを進んでいけるから「自分らしさ」を持っているものは強いのだと改めて思った。


人それぞれ自分に課すハードルがあり、周囲が求めるハードルがある。そのハードルを高い、苦しいと思ってしまえば、成長は止まる。

それどころか、何か理由を付けては、ハードルを下げることに注力する。

逆に、高いハードルをクリアしていく喜びを全身で謳歌できれば、おのずと限界はなくなる。


黒山監督の「勘違いしないでくれ。これはお遊びじゃない。金額を対価として受け取る者として、相応しい行動、相応しいプレーを見せてくれ」という言葉があるのだが、仕事をするうえで仕事のプロとしての自覚が重要だと思う。

今の自分にできること

・自分のできる範囲を正確に把握し、それに相応しい決断ができるように
自己分析をしっかりできるようにいろんな経験を積むこと

・決断をする時は先を見据えて行動することを意識つけて
逆算する能力を養う。