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スマートフォン【格安SIM】ってなんで安いの?

格安SIMってすごくね?

SIMとは
MNO(ドコモ、auソフトバンクなどの主回線を自社保有している企業):市場
MVNE(UQモバイルIIJなど、回線間借りしている企業):問屋
MVNO楽天モバイル、mineoなどのユーザが契約する企業):小売業

市場(主回線)から、問屋が(回線を)購入し、小売が(ユーザへ)売るといったイメージになります。

 
小売業はユーザの情報を管理して、問屋に引き渡し、問屋から市場へ回線の買い付けを行います。
本来の流れだと、市場で買ったほうが安いのですが、なぜか小売から買ったっほうが安くなる構図です。

小売から購入した場合回線が細くなり、速度がでなくなるのですが、そこが気にならないなら
格安SIMへの乗り換えは費用面から考えるとお得になります。

こんな人向け
・あまり大きな通信(youtubeなど見ない)を行わない。
・データ通信速度が出なくても気にしない。
・家にwifi環境があるため外では我慢出来る。
・通話しかしない

通話メインの方は、ロケットモバイル(ドコモ)やAEON MOBILE(ドコモ、au)、b-mobileソフトバンク)が安いです。

細かいことを上げると(OSI参照モデルとか、データのやり取りとか)、頭がパニックになると思うので、上記と捉えてもられば。

■5G
現在の高速通信はそのままに、更に高速に、大容量に、低遅延に、多接続に、低消費電力に、そして低価格で提供出来る事を目指している新規格です。

現在基地局には4~8本のアンテナがありますが、これを128本という圧倒的アンテナ数を備えたMassive MIMOにすることで、実現を行おうとしています。
これは、混雑する繁華街などで使用した場合、現在の4Gと比べて約6倍の速度を維持出来たとの検証結果があり、
2020年の本採用に向けて着々と準備が進んでいます。

Massive MIMOの128本のアンテナと、ビームフォーミングを使用してほぼ専用の通信線を引けることで
速度の維持が行えるため、災害時の繋がりにくい状態も解消されます。
・ビームフォーミングとは?
 360度に電波が広がるところを、一定の方向に向けて打ち出す方式。
 これを利用して、我々の携帯端末に向けた電波の送受信線を個別に行うことにより、
 通信の安定と、高速化を実現しています。
 通常、目的地まで一本の道路しかなく、渋滞を起こしているのですが、
 専用線があることにより渋滞が起こらない事をイメージしてください。

今後、4k放送などを携帯で受信することを予想してこのような改修を行ってはいるのですが、
そもそも小さい画面で4kって意味あるのかなぁ。と思いますので、ラグのない生中継とか出来るように頑張って欲しいです。